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【椎間板ヘルニア】

2014年01月30日 15:12

【椎間板ヘルニア】

ワシントン大学の研究において、腰痛経験の無い60歳以下の腰を調べた結果。実に5人の内1人にヘルニアの存在が見られたという大変興味深い研究結果が発表されました。また60歳以上では3人の内1人に椎間板ヘルニアの存在が認められています。 これは腰痛の症状こそないが、かなりの数の椎間板ヘルニア予備軍が存在していることを意味しています。

しかしヘルニアは正しい予防方法を知っていれば発症を未然に防ぐことができます。 

■原因 
人間の背骨は24個あり、骨と骨との間にはクッションの役割をする椎間板があります。この椎間板に強い圧力が加わったり、老化して脆くなったりすると椎間板に亀裂が生じ中の一部が外に飛び出してしまうことがあります。その飛び出た部分が神経を圧迫してしまうと、腰痛、下肢の痺れ・麻痺、筋力の低下などの症状を引き起こすことがあります。 尚、症状が悪化すると排尿障害を起こす場合もあります。 

■治療法 
椎間板ヘルニアの治療法は一般的にSTTテーピング治療を併用した保存療法と手術療法の2種類があります。保存療法は、安静が基本で、生活指導、薬物療法、装具療法、ブロック注射、温熱療法などを合わせて治療にあたります。大抵の場合はこの保存療法で改善するのですが効果がでない場合は手術が検討されます。

手術療法のひとつレーザー治療は皮膚の上から針を刺し椎間板の中にレーザーを照射するという治療法です。このレーザー治療は従来の手術と比べ出血も少なく比較的短い時間で終わり負担も少ない治療です。その他にも椎間板ヘルニアの状態により様々な治療法があります。

■予防 
腰痛ヘルニアの原因は普段の姿勢が大きく影響していますので、同じ姿勢を長時間続けない、重い物を持たないなどぎっくり腰同様日常生活で心がける必要があります。 どうしても仕事上やむを得ない場合は、重い荷物を持つ時は深く腰をおろし荷物を身体に近づけて持つようにしたり、 長時間同じ姿勢で座っている時はお尻と背もたれが密着するように深く腰掛けたり、小まめに休憩をとり腰のストレッチをしてあげるなどのケアが必要です。

普段の動作を改善していくことで、椎間板ヘルニアを予防することは充分可能です。 

椎間板ヘルニアの予防対策
1.普段から正しい姿勢を心がける。
2.太りすぎに注意する。
3.長時間同じ姿勢をとらない。
4.寝具は少し硬めのものを選ぶ。
5.あぐらをかいて座らない。
6.軽い運動・ストレッチを心がける。
7.ヒールの高い靴を履かない。

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