東京で腰痛ならおまかせください


【坐骨神経痛】

2014年01月30日 15:14

【坐骨神経痛】

坐骨神経痛は病名ではなく、坐骨神経が圧迫されることによって生じる神経痛の総称です。 坐骨神経痛とは「ヘルニア」「ぎっくり腰」などの疾患に併発する「症状名」であり、坐骨神経痛の治療には、その原因となる疾患の根本治療が必要になります。

坐骨神経は末梢神経のひとつで、脳からの指令を手や足に伝えたり、受けた刺激を脳に連絡するといった役割をもっています。腰→骨盤→お尻→太もも→足先にまで伸びており、非常に長く太い(1m以上、直径1cm)神経です。 また坐骨神経は皮膚に近い位置を走っているのが特徴で表に影響が出やすいという特徴もあります。 

■原因 
坐骨神経痛は簡単にいうと、何らかの原因で坐骨神経が圧迫・刺激され、臀部から太ももの後ろ側にかけて痛み(鈍痛)又は痺れが生じる腰痛です。 筋肉疲労等により骨盤・股関節が歪んでしまうと腰椎付近の筋肉が疲労して腫れてきます。 そうすると腰椎から出ている坐骨神経痛が圧迫を受け臀部に痛みが生じます。

坐骨神経痛は筋肉が衰えてくる中高年に多くみられますが、若い人でも同じ姿勢を長時間強いられるデスクワーカーさん、ドライバーさんなどは注意が必要です。

坐骨神経痛の症状は坐骨神経のどの部分に問題があるかにより範囲、症状が違ってきます。ほとんどの場合、腰部、お尻、下肢に痛み、痺れ、つっぱりが出ますが、悪化すると肛門周囲へ痺れが生じ排尿障害になることがあります。また坐骨神経痛の症状は、熱感・冷感、引きつれを感じる場合もあります。

■治療法 
痛みが激しい場合には薬物療法が有効で、ステロイド性の鎮痛剤、座薬などが効果的です。 坐骨神経痛の初期症状は軽いものが多いので、中高年の場合、加齢のせいにしてそのまま放置されることがあります。 自然に治るということはありませんので、症状が違和感→痛み→痺れと悪化し、患部も下肢から足先へと広がってきたら要注意です。 坐骨神経痛は早期治療が重要なのです。

坐骨神経痛の治療法
1.ぎっくり腰の時と同様「安静」を心掛けます。とかくすぐに横になって痛みのピークをやり過ごします。 
2.痛みが和らいできたら患部のアイシングを行います。 
3.骨盤がズレている場合は、アイシングで患部の熱を取り除く事が出来たら、整体院などで腰を元の位置に戻してもらいます。
4.腰を固定してもらったら後は元に戻らないようにリハビリなどで本格的に腰を固定していきます。 

徐々に回復へと向かっていきますが無理は禁物です。特に急性の時期には筋肉の炎症反応による発熱と発痛が起こるので、とにかく筋肉を使わないように絶対安静にしておくことが重要です。 2~3日筋肉を休ませておくと徐々に炎症が収まり、筋肉の機能障害もある程度まで回復しますので身体を動かせるようになります。 

身体が動くようになったら、何が原因を知るために専門の治療院などに行き治療を受けるようにしましょう。 痛みが無くなったらからといって坐骨神経痛が完治したというわけではありません。

■予防 
治ったからといって日々の予防を疎かにしていると、すぐに骨盤がズレ坐骨神経痛が再発ということになりかねません。よって腰痛体操などの予防法を継続的に行う必要があります。 また坐骨神経痛を改善するために日常生活を改めることも重要です。

—————

戻る