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【子供の腰痛】
2014年01月30日 15:19【子供の腰痛】
腰痛の主な原因は長年の圧力がもたらす椎間板の変性です。その変性の影響で損傷が周辺部に広がり腰痛となるわけですが、子供の腰痛の場合椎間板の変性はほとんどありません。
そうなると子供は腰痛になりにくいはずなのですが、近年子供の腰痛が増えているという現状があります。
スポーツを行っていて腰痛を患っているという小・中学生は腰椎分離症を疑う必要があります。腰を反らすと痛みが強くなる場合その可能性はさらに高くなります。
腰椎分離症とは、簡単にいうと腰の骨の腰椎が前方と後方に疲労骨折してしまった状態のことをいいます。特にスポーツをする子供に多くみられ、骨の形成が未成熟な成長期に行なう同じ動作の繰り返しが原因となっています。
主な症状は腰痛で症状が悪化すると腰椎すべり症に発展したり、大人になってからの慢性腰痛の原因にもなります。しかし一方で腰椎分離症が発症したからといって、必ずしも痛みを感じるわけではなく中には先天的に分離している人もいます。
発症年齢が若いと治療により骨の癒合が得られる可能性がありますが、そうでない場合は練習量を調節するなどして安静にしてお必要があります。
また、筋力の低下による腰痛も増えてきています。今の子供は昔に比べて体格は大きくなっているものの塾やゲームなどの影響で運動する機会が極端に少なくなっています。そのため体力が低下し怪我や病気が起こりやすいという特徴があります。
腰痛もそのひとつで、腰を支えている筋肉の力が低下すると、外から加わる負荷がそのまま腰に伝えられ腰痛が起こるようになります。
最後に最も多い子供の腰痛が筋膜性腰痛症です。
筋膜性腰痛症は疲労により筋肉が凝り固まることで起こる腰痛ですが、子供の場合は成長期に筋肉が骨の成長に追いつかず、筋肉(ハムストリング)の柔軟性が失われることで起こる腰痛になります。
ハムストリングの柔軟性が落ちると骨盤が引っ張られるため身体のバランスが崩れ腰痛が起こりやすくなります。
特に腰椎分離症同様スポーツをしている子供に多く見られますので、運動前後にストレッチを入れ筋肉を十分に伸ばしてあげ筋肉の疲労をとってあげることが腰痛予防につながります。※重要な事はスポーツの前後ということです。
将来大人になって慢性の腰痛に苦しむ事のないように、子供だからすぐに治ると思わずに、この時期だからこそ腰痛の早期発見・早期治療が重要になります。
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