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【女性の腰痛】
2014年01月30日 15:20【女性の腰痛】
女性は男性と比べて筋肉量や骨量が少ないため、男性より腰痛になりやすいという特徴があります。さらに女性特有の生理や妊娠・出産といった身体の変化が腰痛を引き起こすケースがあります。
■筋肉量と腰痛
筋肉量が少ないということは負荷に対する抵抗力が弱いということなので、仕事や家事などで腰に疲労が溜まっていると、ちょっとした事(前屈みになる・くしゃみをする・物を拾う)でも、ぎっくり腰などの腰痛が起こりやすくなります。
こういった腰痛の予防法は「筋肉に疲れを溜めない」「筋力を付ける」「正しい姿勢を身に付ける」といったことになります。
■妊娠と腰痛
妊娠中の腰痛の原因は、主に体重増加とホルモンにあります。
妊娠中はお腹の赤ちゃんの成長とともに体重が増加し、重心が前方に移動するため妊娠中期~後期にかけて腰にはかなりの負担が掛かることになります。そのためこの時期に腰痛を訴える人が多くなります。
また、出産準備のため産道を広げるホルモンが分泌されるのですが、このホルモンの影響で骨盤が歪みやすくなり、腰痛を起こすケースもあります。
妊娠中期~後期にかけて腰痛の症状が、ある場合には腰痛ベルトなどを使用して腰の負担を軽減させてあげましょう。
■産後と腰痛
産道を広げるために緩んでいた関節は産後しばらくすると元に戻るのですが、このとき骨盤が歪んだままですと、歪んだ状態のまま骨盤が固定されてしまいます。その様な状態では、その後の子育てにより、さらに腰痛が悪化することになります。
そうならないためには、産後の腰痛対策が大切になります。
【出産後の腰痛予防対策】
1.骨盤を元の状態に戻す。
2.腰に無理な負担をかけない。赤ちゃんを抱っこする時は左右均等にだっこするなど。
3.妊娠中に低下した筋力を回復させる。
4.・子育ての精神的ケア。
■ファッションと腰痛
少し違った角度からいうと女性のファッションにも腰痛の原因が隠れています。
女性はファッションのためなら冬でも薄い素材の服を着たりしますが、この様な服装は冷えを招くことになります。冷えは腰痛の原因ならずも様々な病気の原因となるためファッションもほどほどにしておきましょう。
また、女性がよく履くヒールも腰には良くありません。ヒールの不安定さが歩く度に腰に負担を掛けることになりますので、腰痛がある場合は底がぺったんこの靴を履くようにしましょう。
■生理と腰痛
生理前、生理中に子宮を収縮させるホルモンが分泌されるのですが、このホルモンの分泌量が多いと腰痛が起こる場合があります。
尚、毎回この様な症状が起こり腰痛が一向に良くならない場合は、子宮の病気の可能性がありますので婦人科に行くようにしてください。
また、閉経により腰痛が発症することもあります。
閉経を迎えると骨形成に関わるホルモンの減少で骨粗鬆症が進行しやすくなります。骨が脆くなると、骨の変形や圧迫骨折が起こりやすくなり腰痛の原因になります。
骨粗鬆症にならないためには、早い時期からの予防が必要です。
予防するうえで大切な事は3つあります。
1.骨の材料となるカルシウムを毎日摂ること。
2.カルシウムの吸収を助けるビタミンDを得るために日光に当たること。
3.骨の成長必要な刺激を適度な運動で与えること。
尚、カップラーメンなどのインスタント食品に含まれるリンはカルシウム吸収を阻害する働きがあるため過剰な摂取は控えるようにしましょう。
代表的な女性ならではの腰痛の原因をいくつか挙げてみましたが、腰痛がない方でも妊娠をきっかけに腰痛になってしまったという方はたくさんいらっしゃいます。
大切なことは「知る事」です。知ることで初めて対策ができるわけです。
出産の予定のある方は十分な対策の上で腰痛予防に努めてください。
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